水ガラス
二酸化ケイ素SiO₂に水酸化ナトリウムを加えると出来上がる物質が
ケイ酸ナトリウムNa2SiO3です
さらにこのケイ酸ナトリウムに水を加えると出来上がる物質が
水ガラスと呼ばれています。
福島原発事故の際に
流れ出る汚染水を食い止めるためにも使用された物質です。
そして、水ガラスに塩酸を加えてできる物質が
ケイ酸H2SiO3と呼ばれています。
さらにこのケイ酸を乾燥させることによって出来上がる物質が
お菓子の乾燥剤でもよく使用されている有名な
シリカゲルが出来ます。
この化学変化は、センター試験の無機物質の正誤問題でも結構な頻度で問われるため
しっかりと覚えておくとよいでしょう。
二酸化ケイ素 → ケイ酸ナトリウム → 水ガラス → ケイ酸 → シリカゲル