大学を知る 第2回 「外国語学部」
外国語学って何を学ぶの?
特定の国や地域の言語の習得だけではなく、その国や地域の歴史、文化、政治、経済などへの理解も深めていく。ある意味では社会科学の色彩が強く学問とも言えますが、まずはその国の言語習得が第一優先となってきます。その後、その言語が使われている国や地域を理解し、異文化交流へと深めていくことが特徴となっています。
留学を希望する場合は、事前にその内容や費用について調べておくと良いでしょう。また日本語を一つの言語として捉え、世界的視野で日本語を研究する「日本語学」という分野もあります。国際化にともない、外国人に日本語を教える日本語教員養成のカリキュラムを有する大学も増えてきているようです。
大学で設置されている学科としては、圧倒的に英語が多く、次いで中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語などが続きます。大学、学部によって重点を置いている分野もことなるので、大学案内やキャンパスガイド等で学べる内容を確認しておくと良いでしょう。また留学を希望する場合、その大学の留学先と留学制度、費用についても調べておくと良いでしょう。