長野日大中情報
まず第一に、入試日程が変更になります。これまで日大中は9月下旬(23日頃)に入試をおこなっていました。しかし本年は11月19日の実施になります。願書受付が11月1日~4日、合格発表日が11月30日、手続き締め切りが12月2日です。
次に定員ですが、これまで75名だった定員が120名に変更になります。ただし、このうち約30人程度は内部進学生になる予定です。(長野小学校からの連絡入学)今年の1年の入学者数が84名だったことを踏まえれば実質的な「競争倍率」は例年並みになると考えてよいでしょう。
受験内容は昨年同様で算国理社のテスト(算国は各100点、理社は各50点)と作文・面接による総合評価です。算国理社については説明会で過去問がもらえます。(塾の方でも保管しています)6年後半内容も出題される点はこれまで同様です。一方作文は400字作文で昨年の出題テーマは「尊敬する人について」でした。面接は集団面接形式です。
留意点は出願時に「専願・併願」のいずれかを選ぶ点です。合格基準は専願の方がかなり下がります。
今年で7期生まで卒業した長野日大。本年の合格結果は日大のHPでも掲載されていますが、例年に比べイマイチだったようです。それでも現役合格率は80%を越え、医学部進学率も県内トップクラスを維持しています。日本大学という「保険」がある点も見逃せません。今年からリクルート社のスタデイサプリを全面導入するとのこと。より進学に力を入れていくようです。
昨年突如信大附属中が入試日程を10月に変更し、その影響を直接受けた長野日大。本日の説明では特に言及していませんでしたが、入試日程の変更の背景には信大中や今年開校予定の市立長野中(12月入試)を意識してのものと思われます。ここ数年1.5倍前後の競争倍率が続いていますが、今年は定員増の影響でやや実質倍率は低下することが考えられます。専願の場合の合格基準は易しめになると思います。一方併願はその多くが屋代附中との併願。受験生のレベルが高く合格基準は厳しいままでしょう。配点の高い算数と国語の攻略がカギになります。
時習館では長野日大中の予想模試をおこなっています。詳しくは時習館各教室までお問い合わせください。