大学を知る 第9回 「児童学」

9 児童学タイトルバナー 600×

児童学って何を学ぶの?9 児童学キャッチコピー 300×

児童学は、幼児や自動の成長が発達をさまざまな角度から科学する学問です。「児童心理学」「発達心理学」「児童教育学」「幼児教育学」「保育学」「児童福祉学」「児童保健学」「児童文化学」「児童環境学」を柱に、子どもと子どもを取り巻く環境への理解を高めていきます。

 大学では、主要分野の基礎を学んだのち、専攻に応じた専攻科目を学んでいきます。実際に子どもと触れ合う幼稚園や保育園での実習や、音楽・造形などの演習もカリキュラムに含まれています。

 ワンポイント

 児童学は、教育養成系学部にある幼稚園教諭・幼児教育などの課程や、文学部や人文学部、家政学部、生活科学部などに設置されている児童学科や「子ども」と名のつく学部・学科で学ぶことができます。最近では幼稚園と保育園を連携させる「幼少連携」の動きが広がってきているため。幼稚園教諭、保育士、小学校教諭3種類の免許・資格を取得出来る大学も増えてきています。しかし、実際に3種類取得するには相当大変になるため、大学を選ぶ際には自分が将来どの場面で活躍したいのか、また大学によって保育士、幼稚園教諭、小学校教諭など、どの資格が取得できるか、実習科目はどのようになっているかを事前時調べておくと良いでしょう。