清泉女学院中情報

清泉女学院中で学習塾向けの説明会が5月24日に開催されました。そこで説明された内容をかいつまんでお知らせします。
①昨年度入試について

今春の入学者数は34人で、競争倍率は低めでした。信大中の日程変更の影響があったかもしれません。(屋代附中との併願者はいなかった模様)恐らく実質倍率は1.1倍程度と思われます。入学者全員が清泉中を第一志望としていたそうです。
入試そのものの平均点は国語56点算数61点理科60点社会63点で、例年とほぼ同じ水準でした。合格最低点は公表していませんが、基本的にどの科目も6割取るつもりでいけば安全圏とのことです。

②今年の受験に向けて

大きな変更点はありません。ただし算数を除いた各教科で「記述系問題」が増えそうです。8月に5・6年を対象とした模擬試験を実施するそうなので、実際に参加してみると出題傾向がわかります。なお屋代附中や市立長野中との併願はOKとのことです。
出題範囲も例年通り。基本的に小6の9月までの内容が範囲ですが、社会のみ一部公民問題が出されます。教科書の前半までが範囲だそうです。
なお、合否判定にあたっては試験・面接・調査書の総合評価とのことですが、同点付近の複数名から選ぶ際には国語・算数の点数を重視するそうです。また、面接は一部宗教に関係する内容もあります。この点も当然重視するそうです。

③進学状況

県内唯一のミッションスクールで、かつ女子中である清泉中は他の私国立中とは一線を画す中学です。その上で中高一貫組の大学進学実績は少数ながらもこの2年間で名古屋大、お茶大、筑波大、慶応、上智など国公立大7名+有名私立大26名(詳しくはHPにて公表中)とかなりの数字を出しています。清泉大への推薦枠もありますから、附属一貫校のメリットを最大限活かしているといえるでしょう。

④その他

英語教育に力を入れているのが最大の特徴です。英検合格率は非常に高く、中3と高1でそれぞれ3週間の語学研修も実施しています。インターナショナルスクールとの交換留学も毎年おこなっていて、6年間にわたって常に刺激を与えつつ英語力を高める工夫をしています。
地域活動にも積極的に関わっており、6月におこなわれる「全国植樹祭」では16名の代表生徒が参加するそうです。

お知らせ

時習館では清泉中の予想模試をおこなっています。詳しくは時習館各教室までお問い合わせください。

jukenmoshi01R