復活 「数学C」
2022年度
新指導要領に伴い高校数学では「数学C」が復活します。
現行課程の前、すなわち旧課程では理系受験者が「数学Ⅲ」とともに「数学C」を学習していましたが、2012年にその姿を消して以来、理系受験者は数学Ⅲのみを学習をしていました。
復活するのはまぁ良いのですが、驚くことがひとつ。
今まで文系理系問わず数学Bで扱っていた「ベクトル」単元が「数学C」で扱うこととなり、2022年度以降文系ではベクトルを扱わなくなる可能性が出てきました。これにより図形と方程式において、ベクトルを利用する素早く解ける問題が残念ながら文系はノーマルな解き方しか知ることが出来なくなります。
なお、新課程における【数学C】の内容は以下となります。
1.平面上の曲線と複素数平面
2.ベクトル
3.数学的な表現の工夫
今まで扱っていなかった新しい単元も増えるので、どうなることやら