Diego

ディエゴ マラドーナ

スポーツに神はいるのでしょうか。

サッカーの神と呼ばれたアルゼンチンの英雄「ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」が60歳という若さで亡くなりました。

今の30代~50代なら彼がどれほど偉大だったか知っていることでしょう。かく言う私も彼のプレーに魅了された一人です。少年時代は、マラドーナと同じプーマを履き、ドリブルテクニックやリフティングテクニックをよく真似たものでした。
自分の中で一番記憶に残っているのは、深夜に見た「ワールドカップイタリア大会」の西ドイツvsアルゼンチンの決勝戦。マラドーナ有するアルゼンチンか、それともローターマテウス有する西ドイツが優勝か。前回大会であるメキシコワールドカップでも同じ組み合わせの決勝で、マラドーナ有するアルゼンチンが3対2で優勝をしていました。そのため当時のサッカーマガジンでは、同じ組わせの決勝ということもあり2人のイニシャルから「MM対決」と大々的に謳っていたのを記憶しています。
決勝戦ではマラドーナは得点を決められず1対0で敗れ、西ドイツが前回大会の雪辱を果たしましたが、この大会でも宿敵ブラジルを沈めた右足でのパスなど記憶に残るプレーをしていました。最後の大会となった94年のワールドカップアメリカ大会ではドーピング検査からの大会追放になりましたが、追放直前に行われたギリシャ戦での彼のゴールはワールドカップ史上ベスト3に入るぐらい素晴らしいダイレクトパスの連携からのゴールでした。安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします。