りんごの酸化防止

りんごの酸化防止

前回から引き続き「りんご」の話題。
りんごといえば、カットされたりんごは時間経過とともに茶色に変色してしまう点が結構気になる方もいるかと思います。これはりんごに含まれるポリフェノールが関係していて、空気と反応すると変色する作用があるからなんだそうです。
では逆に空気と触れ合わないようにすれば変色が防げる。

ということで良く知られている方法が「塩水」に浸す方法。
これは塩水によってりんごに薄い膜ができ酸化を防げるメリットがある一方、味覚の面でしゅっぱくなってしまうデメリットがあります。

味覚の面でデメリットがない方法は他にないか調べてみました。

その方法は2つあります。

(1つ目)「炭酸水を利用」
塩水の代わりに炭酸水を利用することでも酸化を防ぐことが出来ます。
やり方は、食べやすい大きさに切ったりんごを炭酸水に数十秒~数分浸すだけ。
これだとりんご本来の甘みを残しつつ変色も抑えられます。

(2つ目)「砂糖水を利用」
もう一つの方法は、塩水ではなく「砂糖水」を利用する方法。
適量の砂糖を溶かした水にカットしたりんごを数十防~数分浸すだけ。
炭酸水利用に比べるとこちらの場合、りんごの甘みに砂糖の甘みがプラスされるメリットもあります

ただし、注意したいのはどちらの方法も浸す時間を長くしてしまうとりんごが水っぽくなってしまいます。りんご本来のシャキシャキ感を味わうには浸す時間は数十秒程度にしておいた方が良いでしょう。

でもやはり!
皮を剥いた直後のりんごを食すのが「りんごの本来の甘み」と「シャキシャキ感」を味わる一番の方法です。