減らせ! ケアレスミス

科目に限らずケアレスミスは出てしまうものです
数学では途中式のケアレスミスが
解答作成上致命的なミスになりかねません

では、ケアレスミスをなくすことは可能なのか?
まぁ、人間である限り
100%ケアレスミスをなくすのは
ほぼ無理でしょう

ケアレスミスを減らせられるのか?
ケアレスミスはほんの少し注意すれば減らせられます

【字が汚い人】
まずは、数字や数学記号を丁寧に書きましょう
特に似ている数字や数学記号は意識して丁寧さを心がけましょう
去年、篠ノ井高校3年生のとある塾生も
自分で書いた「5」と「6」を見間違えて
解答が導き出せないことがありました

【文字間隔を空けましょう】
数字と数字、記号と数字などの文字間隔を
詰めすぎていませんか?
例えば

(-3+4)×12+13=25

と記入するよりも

( – 3 + 4 ) × 12 + 13 = 25

と文字と文字との間をほんの少し開けるだけでも
符号の見間違いなど防げます

【暗算しすぎは禁物】
暗算してはいけないというわけではなく
自分のレベルに合わせてほどほどに
自分のレベル以上の暗算は計算ミスの原因になります

また、途中式の記入は決して途中で書くのを止めないこと
最後の解答まできちんと書く癖をつけることが大事です
中学生に多いと思いますが、途中式を書いたものの
頭の中で暗算処理をし、解答欄に答えをすぐに書いてしまうという生徒

応用問題になった場合、直前で求めた
「途中式」や「解答」などを
次の問題で利用することが多くなります
高校数学、大学入試ではそのパターンの問題がほとんどです
途中式に「直線AB」や「曲線C」などタイトル名を付けたり、
下線を引いておく
のも後々の問題解く上で有効ですね

ケアレスミスは人間である以上100%なくせませんが
減らすことは可能です
ケアレスミスに悩んでいる方は、以上のポイントに気を付けてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、この記事にも書き間違いなどのケアレスミスがあるかもしれません