屋代附属中入試情報
県立屋代附属中学校の学校説明会があんずホールにて開催されました
。参加者は午前の部午後の部合わせて1000人を越え、あらためて同校
の人気の高さがうかがえました。その説明会にて発表されたポイント
をお伝えします。
ポイント①選抜方法について・・・過去3年平均倍率が5倍という超
難関の試験ですが、いわゆる「適性検査」と呼ばれる思考力重視型の
問題が出題されます。主に文系科目(国社)の内容が中心の「適性検
査Ⅰ」と理系科目(算理)の内容が中心の「適性検査Ⅱ」に分かれま
す。各50分100点満点。他の都道府県の適性検査問題と異なり、正解は
1つしかない(つまり自由な表現の余地のない)設問がほとんどです
。ただし適性検査Ⅰにて1問だけ「条件作文」が出題されます。これ
に加え、小5および小6の2学期までの調査書(いわゆる通知票)が
48点分加味され、計248点満点で合否を判断します。なお、さらに試験
当日に集団面接が実施され、この面接結果をABC評価し、最終的な
合否判定としていくようです。
ポイント②選抜基準について・・・昨年を例にすると、調査書の48点
分については、受験するお子さんの場合あまり差がつくことはなく、
皆それなりに高い点(45点くらい)は取っていると考えていいでしょ
う。もし通知票に△があるようでしたら、大きなハンデとなると考え
た方がいいと思います。実際には適性検査の200点が合否に大きく影響
します。昨年のボーダーラインは65%程度です。いかに簡単な問題を
確実に得点するかが大事になってきます。面接は一応ABC評価です
が、よほど不適切な態度や言動をしない限り、そこで差がつくという
ことはありません。