仕事で使える大学ランキング

ビジネスマンへのアンケートによる「使える人材を輩出した大学ランキング」

集計方法

集計方法は、回答者に「使える人材輩出校」「使えない人材輩出校」上位5校を問い、1位5点~5位1点をつけさせるもの。その上で「使える」の回答数から「使えない」の回答数を引いた差で得点を決めて、ランキングとしている。

圧勝した慶應

画像では左が使える大学ランキングで右が使えないランキングとなっている。やはり大方の予想通り、使える大学は慶應、早稲田、京都、一橋と有名な名門校が上位を占めており、中でも慶應は票数がダントツで多く、その評価が高いことがよく分かる。

使える率

ただし、この集計方法では学生数の多いメガ私大や東大・京大が有利になるのが自然で、公平感がないという声が多い。また、「使える」と「使えない」の差で並べ替えたことで、大学の「輩出人材の使える率」が反映されていないという批判もある。そこで、表の数字を元に、「使える」の回答ポイント数を、「使える」と「使えない」の回答ポイント総数で割り、どのくらい「使える人材」が輩出されているかを計算した。

すると1位は、「使える率100%」でハーバード大学がトップとなった。同校は、「使える」が24ポイントで、「使えない」が0ポイント。元集計では25位だった。

2位は元集計28位の国際教養大学で、こちらも「使える率100%」だ。3位以下の東京工業大学(同86.3%)や、国際基督教大学(同83.6%)、一橋大学(同83.5%)は、元集計でも上位に食い込んでいた学校だった。

一方、元集計ではトップだった慶應義塾大学は、「使える率」80.2%で7位へ、2位だった早稲田大学は72.9%で14位へと、順位を大きく落としている。元集計5位の東京大学は、「使えない」が1000ポイントを超えていたのが影響し29位となった。

現実は・・・

しかし、最終的には、大学名ではなく、使えるかどうかは個々の人間だということはいうまでもない。大学時代に何を学んで何を身につけるかが重要である。

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