相似の応用
中3数学の「相似」は、有名な問題がいくつかあります。その1つがコチラ。
これ、学校の先生の説明だと、2種類の三角形の相似を利用して解くことになります。
△ABE∽△DCE より BE:EC=1:3
△BEF∽△BCD より BE:BC=1:4
したがって、1:4=x:12 より x=3
しかし、実際のところ難しいですよね。テストで出題されたらこんな解き方思いつく方が無理かもしれません。こんなときは、「裏公式」を活用しましょう。・・・そうです。この問題はもう1つの解き方があるんです。しかもいきなり答えが出せる!!ただし学校では習いません。(ですので「裏公式」と言います)
その解き方ですが、なんと次の式だけです。
EF=(AB×CD)÷(AB+CD)
この問題だと、(4×12)÷(4+12)=3 となります。
こんなに簡単に解けてしまうなんて、なんだか不思議ですね。
なお、この公式はABやCDを求めたい場合にも使えます。
興味がある人は考えてみてください。