入試における時間配分とは
数学で、もっとも注意しなければならないこと、
それは・・・ずばり、「時間」だ。
どんなに数学が得意だとしても時間内に問題を解かなければならない。
特にセンター試験では、60分間という短い時間内で数多くの問題を解かなければならない。
数学ⅠAに関しては、1問2分程度。 数学ⅡBに関しては、1問1分30秒程度で、問題を解いていかなければ、すべての問題に手をつけることが出来ない。そこで、センター対策としては、普段から時間制限付きの問題演習を行っていくのが良いだろう。
例えば、「2次関数」の単元ならば、12~13分程度。「確率」ならば、15分程度といった具合だ。
また、模試の解き直しをする場合は60分で解くのではなく、50分で解くことをオススメする。
それには、理由がある。
センター試験はマーク試験のため、マークを塗りつぶす時間がとられてしまうからだ。
以前、センター数学ⅡBのクラス授業で、試しに40個のマークをさせてみたところ、平均して5分ほどかかっていた。
問題の見直しも合わせると最低でも10分はマークと見直しで時間がとられてしまうので、50分以内で解くクセを今のうちから付けておきたいものだ。