五十音表のヒミツ(高校準備講座始まるよ)
高校では入学式の翌日から授業がバンバン始まります。「まずは慣れてから~」とか「最初はゆっくりで~」とか、ありません! ですから、入学式の翌日から、1学期中間試験への闘いはすでに始まっているのです!
時習館高等部では、3月22日,23日,24日に高校準備講座を行ないます。内容はズバリ高校4月内容です! どんどん先を学習しちゃいます。1学期中間試験内容を勉強しちゃいます。ライバルに差をつけちゃいます!
さらに、3月30日,31日,4月1日には、各学校のオリエンテーションでもらった宿題の学習解説を行ないます! 質問できます! 類第あげます! ライバルに差をつけちゃいます!
ところで、皆さんは、五十音表書けますか?
実は、この五十音表が正しく書けないと、高1の4月から始まる古文の文法でつまずいちゃうんですよ。「五十音表ぐらい、小学生でも書けるぜ!」っていうアナタ、本当に書けますか?
では、まず、だめな例から見てみましょう。
あ~、あ~、だめですね。
いや、もちろん、こういう五十音表はよく見かけますし、いろいろな理由はあるんですが、それでもこの書き方は、おかしいでしょ?
なぜ、「を」が「イ段」にあるんです? おかしいでしょ? それと、「ヤ行」の「イ段」と「エ段」はなぜ斜線なんでしょ?
では、ここで良い五十音表を見てみましょう。
そうです、当然「を」は「オ段」に書かなきゃいけません。そして、「ヤ行」の「イ段」と「エ段」、あるいは「ワ行」の「イ段」と「ウ段」と「エ段」にも本来「い」「う」「え」の文字が入るのです。ただ、そうすると、「い」「う」「え」が五十音表の中に複数回入ってきてしまい、紛らわしいので、特に小学校低学年が混乱しないように、通常はこの「ヤ行」と「ワ行」の「い」「う」「え」は、空欄になることが多いのです。
ですから、先ほどの悪い五十音表で、「ヤ行」の「イ段」と「エ段」が斜線になっているのは、多少やむを得ない部分もありますが、それにしても、「を」が「イ段」っていうのは、変ですね。
まぁ、そういうと、良い五十音表の方でも、「ん」が「ア段」にあるのは変だろ! って突っ込まれそうですが・・・
ところで、古文では、この「ワ行」の「い」と「え」が別の文字になります。
あれ? なぜ「ワ行」の「い」「え」は「ゐ」「ゑ」に変化して、ヤ行の「い」「え」はそのままなんだろうと思った人は、鋭い!
そうですよね、不思議ですよね! ではそこのところは、高校準備講座でお話ししましょう!
高校準備講座で、待ってま~す!