中和滴定の実験では、以下のことに注意が必要です。
1.実験器具の形と名称 を覚える
2.濡れたまま使用する実験器具
3.中和滴定公式
中和の実験で使用する器具は、
ホールピペット
メスフラスコ
コニカルビーカー
ビュレット
の4つとなります。
このうち、
メスフラスコとコニカルビーカーは、水で洗い濡れたまま使用して構いません。
一方、ホールピペットとビュレットは、必ず使用する溶液で器具内部を洗ってから使用となります。
これら器具の名称と水洗いの注意点は、試験でも問われやすいため暗記必須です。
また、これとともに覚えておきたいのが
中和滴定の公式
通常、酸と塩基は中和する場合、その関係式は
酸のmol×価数 = 塩基のmol×価数
という形になります。
この関係式を使うことにより、未知のモル濃度や質量などを求めることができます。