高校の授業が始まりようやく高校内容がスタートしたと思います。
この先、高校数学はどのようなペースで進むのでしょうか
とある高校の進度で確認してみます
4月 主に基礎計算が中心
整式計算・展開・因数分解・実数計算・有理化
この時期にある程度計算力を身につけておかないと
この後の数学授業についていけなくなってしまう。
5月 方程式や不等式計算がメイン2次関数も少し扱う
1次方程式・1次不等式・2次関数
2次関数の平方完成はこの時期にしっかりと身につける必要がある
6月 2次関数がメイン
この時期は、2次関数の場合分けで苦労する高校生が多数
場合分けは高校数学の基盤になるためしっかり身につけたい
7月 図形 または 整数問題
三角比・平面幾何・ユークリッド互除法・合同式
正弦定理や余弦定理など新しい公式が多数出現
8月 夏休み中も高校で学習補習授業
平面図形を扱う高校が多い
9月 場合の数
サイコロ問題や並べ方、組合せ計算
樹形図ではなく、計算で何通りか求めていきます
10月 場合の数の応用と確率
9月内容が理解出来ていないと、確率は全く手がつけられません
11月 論証問題
十分条件や必要条件問題
様々なパターンを想定して条件を発見していきます
12月 数学ⅠAが一通り終わる
1月 数学Ⅱに入る
分数計算・等式証明・不等式証明
計算量が多いため、毎年苦労する生徒が多数
2月 証明問題の復習+計算メイン
相加相乗平均の関係・解と係数の関係
3月 数学Ⅱの前半内容
因数定理・剰余の定理・高次方程式
この単元も計算量が多い
解の公式は暗記必須です