なぜ数学ではxyzを使うのか

数学を学習しているとふと疑問に思うことがあります。

なぜ xyz をいう文字を頻繁に使うのか?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

これには、いろいろな説がありますが、

数学者デカルト(1596~1650)によって書かれた

「方法序説」(1637)の付録 「幾何学」の中で、

既知の量はアルファベットの前の方の文字  abcd,・・・

未知の量はアルファベットの後の方の文字  xyz 

を使い、これが現在もそれに従って使われています。

ちなみに、高校数学ではこれらの文字以外に頻繁に使われるのが、

比率を表す文字には、「 l ,  m ,  n  」 や 「 s , t 」 を良く使います。

また、「 p , q 」 といった文字を使うことも結構あります。

なお、これらの文字は、数字との見間違いをなくすため

筆記体で使われるのが一般的です。