高校入試への数学(2) 一次関数② 交点と面積
時習館の森山の


~第2講 一次関数② 交点と面積~
【問題】 (難易度★☆☆☆☆)
下の図で、直線
は関数
のグラフ、直線
は関数
のグラフ、直線
は関数
のグラフ、ある。直線
と直線
は点
で、直線
と直線
は点
でそれぞれ交わっている。ただし、原点
から点
,
までの距離、及び原点
から点
,
までの距離をそれぞれ
とする。

(1) 点
の座標を求めなさい。
(2) △
の面積を求めなさい
(3) △
を、原点
を回転の中心として時計の針の回転と反対の向きに、辺
が初めて
軸に重なるまで回転移動した。点
が移った点を
とするとき、点
の座標を求めなさい。
↓
↓
↓
↓
↓

→ 直線
・・・①と 直線
・・・② の交点
を求めるときは、 ①と②を連立方程式にし求める。
↓
↓
↓
↓
↓
【解答と解説】
(1)
点
は、直線
と直線
の交点になるので、
直線
:
…①
直線
:
…②
①と②を連立方程式で解くと、
、
となる。
答 点
, 
(2)
まず点
の座標を考える。
点
は、直線
と
は関数
の交点になるので、
直線
:
…①
直線
:
…②
①と②を連立方程式で解くと、
、
となる。
点
, 
次に、左図のように、「正方形-まわりの3つの三角形」で考える。
△
答 
(3)
△
回転すると、左図のようになる。
ここで、
、
とすると、
図より、
の座標は
,
になる。
答 点
, 