長野日大中入試情報
26日に長野日大中の入試が行われました。正式な競争倍率は不明ですが、おそらく1.7倍程度ではないかと思われます。
さて、受験した塾生の話を総合していくと、今年の日大中入試は「例年より難しかった」と言えそうです。特に算数については、速さのダイヤグラム問題や容積の水面上昇問題など、ややクセのあるタイプの出題が目立ちました。慣れていない受験生にとってはだいぶ難しく感じたと思われます。理科の気体発生計算や環境問題の記述説明なども対策が不十分だと白紙解答になる問題です。
気になる合格ラインですが、例年の場合は併願受験が70%程度、専願は60%程度と考えられていますが(実質値は非公表です)、今年の難易度であればやや下がるかもしれません。また、日大中の場合いわゆる正規合格以外に「補欠合格」が出ると思います。信大中や屋代附中との併願者の動向によっては、例年より多めの補欠合格者が出る可能性があります。屋代附中の合否がわかる年内いっぱい、追加合格の可能性がある点に留意されると良いでしょう。
現在5年生で来年度入試を予定されている方の場合は、まず日大中で開催される説明会にご参加されることをお勧めします。過去問が入手でき、出題方針等も説明してもらえるからです。もし参加できなかった場合でも、直接日大中にお問い合わせするか、お近くの学習塾にお尋ねいただければくわしい説明を受けられるでしょう。早めの対策が日大合格のカギになります。