ふたご座流星群
12月。
ふたご座流星群がピークを迎えます。
昨日、一昨日と夜空を見上げると流れ星を見られた方も多いことかと思います。年間三大流星群の一つである「ふたご座流星群」は12月がピークで、一晩に見られる流星数としては年間最大なんだそうです。時刻や条件が整うと一晩に500個近くの流星を見ることも出来るらしいですが、この寒空の下ずっと夜空を見上げるのはなかなか厳しいものです。
ちなみに今月12月19日は、今年最小の大きさになる満月が見られるそうです。
最小といっても月の大きさが変わるわけではなく、見た目が最も小さく見られるということで、見かけ上、今年最も大きく見えた満月は5月26日でした(月と地球の距離は約35万7000 km)でしたが、今回はその距離が約40万6000 kmと約5万kmほど遠くに見られます。
見た目が大きいと「おっ!大きい!」と感動するものの、見た目が小さい月は「おっ!小さい!」と感動しにくいのかもしれません。
積雪
11月下旬となり早朝深夜の気温が一気に下がり始め、白馬ではもう積雪が観測されました。
さて、本日11月24日は「鰹節の日」とのこと。
「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」の語呂合わせから、鰹節のメーカー、ヤマキが制定したとことです。
ちなみ、魚繋がりで「2/14」は「バレンタインデー」で有名ですが、この日は「2(に)1(ぼ)4(し)」の日でもあります。これは、1994年に全国煮干協会が制定したもので、決して「バレンタインデーは中止になりました」と言いたかった訳ではないと思われるそうです。
魚と言えば、今年はサンマの値段が高く昭和時代のような庶民の魚ではなく、むしろ近年は高級魚の扱いになりつつあります。数年前までは1匹90円ほどだった価格が、今年は1匹150円ほどでなかなか買う勇気が出ず我が家でも今年はまだ1回しか食べていません。
ちなみにサンマの日もあるそうで、毎年「9月30日」だそうです。
第3回 中3ステップアップ講座
本日11/14(日)第3回中3ステップアップ講座を行いました。
今年からステップアップ講座は、3名限定の個別枠形態で実施し昨年度のクラス形態に比べより生徒の理解度に合わせた授業を行えています。
今回扱った数学の授業内容は「確率」
前回の第2回ステップアップ講座で扱った「順列・組合せ」計算を利用した問題演習を行いました。
前回参加できなかった塾生もいたり、前回内容を忘れている塾生もいたため授業最初は、再度計算方法の復習から行いました。計算はそれほど難しいものではないため、すんなり理解できたり思い出せたりした様子でした。
中には「ほぇ~」とか「へぇ~!」とか、その計算方法に感心する塾生もいました。
途中、コインの確率問題で「2の累乗」を確認しつつちょっとした雑学も話しましたが、そちらも興味津々のようでした。
なお、今回扱った計算方法は高校1年生で扱う「数学A」の内容ですが、中学生で十分利用できる計算方法でした。
次回第4回は12月に行う予定です。
高2共通模試
11/6(土)に高2共通模試を行いました。
現時点での共通模試に対する学力差を見ること、さらに共通テストのがどのレベルの問題でどのような出題のされ方なのかを知ってもらうことが目的でしたが、マーク形式のテストはなかなか解き慣れていないため、試験中も戸惑いがあったかもしれません。
でも、これも良い経験。
今の時点ではいろいろな失敗をして、その失敗した経験を次に生かしていけばいいと思います。
ご存知のように共通テストはマーク形式の試験で、普段の学校試験のような記述力よりはむしろより素早く問題文を読む、答えるといったスピード力が試されます。数学でいうと、途中式の組立方や、前半で出した解答や途中式の活用をするといった工夫が必要になります。高校2年生もあと数ヵ月でいよいよ受験生となるため、そういった工夫の仕方も今回の冬期講習内で行う「入試比較講座」で扱う予定です。
ティキ・タカ
前回からの続きというか、「新監督」の話題。
世界で有名なスペインのサッカーチーム、「バルセロナ」の新監督がチームOBの「シャビエル・エルナンデス・クレウス」に決まりました。現在41歳の彼は、バルセロナのカンテラ出身で1998年にわずか18歳でデビューした後、2015年までバルセロナでプレーしました。彼がもたらしたタイトルは数多く8度の国内リーグ制覇に加え、チャンピオンズリーグを4度も制覇するなど、バルセロナの一時代を築いたプレーヤーの一人です。同時期にチームメートだったイニエスタはJリーグのヴィッセル神戸へ、そしてメッシは現在フランスのパリ・サンジェルマンでプレーしています。(噂ではマルセイユとの契約が切れたらまたバルセロナに戻るような話もあるそうですが)
来年のバルセロナは、また彼が当時プレーしていたときと同じティキ・タカと呼ばれるショートパス主体のチームになるのか、それとも全く違ったロングパス主体のチームになるのか、今から楽しみです。
(ティキ・タカ)
ティキ・タカはショートパスをつなぎ、複数のパスコースを確保しつつオフ・ザ・ボールにおける選手の動きによってゴールへの道筋を作るプレースタイルと形容される。 このスタイルは、複数のパスコースを作りながらショートパスをつなぐ点と、辛抱強くパスを回し、保持したボールを失わないようにする点に集約される。
引用 ティキ・タカ – Wikipedia
BIG BOSS
日本ハムファイターズの新監督が「新庄」改め「BIG BOSS」に決まりました。
特にこれと言って日本ハムのファンではないですが、阪神時代のプレーや日本ハム時代のプレー、メジャーでのプレーなど個人的に好きな選手の一人なので、来年のパリーグは今から楽しみです。
当時のプレーで一番印象に残っているのは巨人戦で、槇原投手から敬遠球を打ってサヨナラ勝ちした試合。
なんでもその場で考えたプレーではなく、試合前から外角球を打つ練習をしていたという話です。
一見して、その場のフィーリングだけでプレーしていると思いきや、実は陰ではコツコツと練習する努力型の選手という話も他の選手からのコメントとしてあるんだそうです。
選手起用もそうですが、試合中の采配にも注目が集まりそうです。
何はともあれ来年はパリーグが盛り上がるのは確かでしょう。
中3ステップアップ講座
本日は、中3ステップアップ講座を行いました。
今年のステップアップ講座は、個別形態で行っており例年以上に個々への的確なアドバイスが出来ているかと思います。
担当した数学では、今回「場合の数」を扱いました。
中学生では「樹形図」を利用して解く問題において、計算で求められる方法を教えると生徒たちからは「へぇ~!」とか「スゴイっ!」といった声も。
実際には高校入学後に詳しく扱う内容ではありますが、中学生でも十分利用できる計算なのでまた自宅等で復習してもらえればと思います。
二糖類
二糖類。それは、単糖と単糖の合体!
αーグルコース + α-グルコース → マルトース(麦芽糖)
マルトースは、別名麦芽糖とも呼ばれ麦由来の糖ですね。マルトース名の中にある「molt」という語はビール好きなら知っている「モルト」という語源。麦を主成分とするビールは、モルトビールなど名前を聞いたことがある人もいることでしょう。
このマルトースは、αーグルコース同士がグリコシド結合によって結びついた「二糖」の一つ。
ヘミアセタール構造をもつため、還元性を示します。このように還元性を示す二糖を還元糖と呼びます。
マルトースを分解する酵素は、「マルターゼ」で、名前が似ているため覚えやすいかと思います。
そして忘れちゃいけない「スクロース」
砂糖の主成分であるスクロースは、別名「ショ糖」とも呼ばれています。
αーグルコースとフルクトースがグリコシド結合によって結びついた形をしていますが、こちらはヘミアセタール構造が脱水された状態となるため、還元性を示しません。そのためショ糖は「非還元糖」に属します。
ちなみにショ糖の分解酵素名は「インベルターゼ」。ムムム、覚えにくい。。
このインベルターゼは、別名「スクラーゼ」とも呼ぶのでこちらで覚えておいても良いでしょう。
また「ラクトース」という二糖もあります。
別名、「乳糖」ともよばれコンビニ等でアイスのパッケージをみると「ラクトアイス」と書かれてあることがあります。その「ラクト」というのが乳糖の意味。ラクトースは哺乳類の母乳に含まれています。
ちなみにラクトースは、βーグルコースとガラクトースがグリコシド結合によって結びついた二糖で、ヘミアセタール構造をもつため還元糖に属します。なお、ラクトースの分解酵素名は「ラクターゼ」。これも名前が似ているため覚えやすいと思います。
単糖類
現在、高3化学講座では「糖類」分野を学習中。
何が面倒かって、αーグルコース、βーグルコース、フルクトース、ガラクトースの構造式が似たり寄ったりで覚えるのが面倒。OHの位置によってα型かβ型か違っていることに注意が必要ですが、これがあやふやだと問題が解けないことがあります。
ちなみにグルコースは別名「ブドウ糖」とも呼ばれています。その名の通り「ぶどう」由来の糖で、広く生物の体内に存在し、エネルギー源となっています。デンプンやセルロースといった糖類の構成成分で、デンプンを加水分解することで得ることができます。
グルコースは、水に溶かすとエーテル結合機部分が切れ、環状構造から鎖状構造に変わります。その際、「ーCHO」のアルデヒド基(ホルミル基)が生じるため、グルコースは還元性を示します。そのため銀鏡反応やフェーリング反応を示すことになります。
単糖類の中には、他に「フルクトース(果糖)」もあります。こちらは六員環構造になりますが、水に溶けると一部が「-CO」ケトン基をもつ五員環の鎖状構造に変化していきます。このフルクトースは、六員環構造と五員環構造の2種類を覚える必要があります。
そして、「ガラクトース」
βーグルコースに非常に似た構造のため、よく勘違いしてしまう受験生が多いのがこのガラクトース。構造式中に、グルコースと同じくヘアセタール構造をもつため、水溶液中でアルデヒド基が生じます。
衣替え
本日から10月。
学生たちは今日から衣替えです。
台風が接近していますが、また明日からしばらく晴れる模様で天気予報では気温も25度付近までになる日もあるようです。
コロナの感染者数も減少傾向が見られ、各高校の修学旅行も来週から少しずつ実施される見通しで来週は篠ノ井高校と、長野吉田高校が近県への修学旅行へ出かけてくるそうです。