◆平成25年度岐阜県 数学 超難問(正答率0%) 解答と解説
三角形△ABH と 三角形△ACDで、弧ADに対する円周角は等しいので、
角∠ABH = 角∠ACD
問題文より、角∠AHB = 90°
半円の弧に対する円周角は 90° になるので、
角∠ADC = 90°
以上より 角∠AHB = 角∠ADC
よって、2組の角がそれぞれ等しいので、
三角形△ABH ∽相似 三角形△ACD となる。角∠ADC は直角である。
三角形△ACD は直角三角形なので、三平方の定理により AD = 8 (cm)
角∠EAH = 角∠DAH より 三角形△AED は二等辺三角形なので AE = AD = 8 (cm)ところで、三角形△ADH は直角三角形なので 角∠DAH + 角∠ADH = 90°
一方 角∠ADH + 角∠BDC = 90° なので 角∠DAH = 角∠BDC

円周角は等しいから 角∠BDC = 角∠BAC
これらから 三角形△ABH で 角∠BAE = 角∠EAH となり、辺AE は角の二等分線となるから
BE : EH = AB : AH = AC : AD = 10 : 8 = 5 : 4
そこで BE = 5x とすれば EH = 4x で BH = 9x となる。

BH : AH = CD : AD = 6 : 8 = 3 : 4 だから AH = 12x
三角形△AEH は直角三角形で AE = 8 , EH = 4x , AH = 12x だから、三平方の定理で x が求まり、BE が求まる。

答え ルート√10

 

◆平成26年度青森県(前期) 数学 超難問(正答率0.0%) 解答と解説
(1)ア  \frac{S}{4}
(1)イ  \frac{S}{4}+\frac{S}{6}=\frac{3S}{12}+\frac{2S}{12}=\frac{5S}{12}=
(2) 最初の40分  \frac{2}{3}時間 → 二人なのでの\frac{5S}{12} → 積が二人で最初に塗った面積
    残り時間  x-\frac{2}{3}時間 → ユウさん一人なのでの\frac{S}{6} → 積がユウさんが次に塗った面積
    塗り終わった面積  S
    ゆえに、\frac{2}{3}\times \frac{5S}{12} + (x-\frac{2}{3}) \times \frac{S}{6} = S

 

    以上を解いて  x=5
(2) ケンさんがユウさんに教える時のケンさん \frac{S}{4}\times \frac{9}{10}
    ケンさんがユウさんに教える時のユウさん \frac{S}{6}\times \frac{125}{100}
    ケンさんがユウさんに教える時の二人の合計 \frac{S}{4}\times \frac{9}{10}+\frac{S}{6}\times \frac{125}{100}
    最初の時間 y → ユウさん一人なのでの\frac{S}{6} → 積がユウさんが最初に塗った面積
    残り時間  3-y時間 →
     ケンさんがユウさんに教えている時の二人なので\frac{S}{4}\times \frac{9}{10}+\frac{S}{6}\times \frac{125}{100}

 

     → 積がユウさんが次に塗った面積
    塗り終わった面積  S
    ゆえに、y \times \frac{S}{6} + (3-y)(\frac{S}{4}\times \frac{9}{10}+\frac{S}{6}\times \frac{125}{100})

 

    以上を解いて  y=\frac{9}{8}