【問題構成と配点】
問1 説明文の読解 30点
問2 会話文を読んで答える問題 11点
問3 漢字の書き取り 12点
問4 古文(おくのほそ道) 20点
問5 小説文の読解 27点
大問構成・配点については昨年度とほぼ同様です。
【講評】
今年の最大の変更点は、【問一】(6)で出題された100字の作文です。記述問題の増加傾向は、昨年度も見られましたが、100字程度とはいえ遂に本格的な作文問題が出題されました。ただ、解答用紙がB4版からA3版になることで「記述問題が増えるのでは?」という予測は、学校や塾の先生から聞かされたり、総合テストで経験してきた生徒も多く、冷静に対応できたのではないかと思います。ポイントとなるのは時間配分の意識です。配点は10点ありますが、あくまでも50分の試験の中の1問であること、最低限の条件(最低文字数・使わなければならない単語)を満たせば「部分点」が狙えることをふまえて取り組むことが大切です。また、過去に屋代附属中の適性検査Ⅰで出題された作文とよく似ている形式でした。来年高校受験を迎える人は、屋代附属中の過去問を解いてみるのもおすすめです。その他の問題については、昨年の小変更を踏襲したものが多かった印象です。