市立長野中入試情報

長野市教育委員会は11月18日に(仮称)市立長野中(以下市長中と表記)についての教育計画を発表しました。このニュースについて主に中学受験の観点からお伝えしてきたいと思います。
①開校目的と開校日程

市教委は中高一貫教育校である市長中の教育目標を「知・徳・体のバランスの取れた生きる力を持ち、国際的な視野に立って地域の発展に貢献する人材の育成」としています。また、開校予定を平成29年4月と定めており、初年度の入学対象となるのは現小学5年生になります。初年度の募集定員は70名です。(男女同数の予定)この際、高校からの入学者は90名となる予定で、現市立長野高校の一学年の人数160名と同数となる予定です。

②選抜日程・選抜方式

入学者選抜日程は「長野県中学と同日」としています。つまり屋代附属中・諏訪清陵中と同日程の入試となります。また、選抜方法は「適性検査・作文」「面接」「調査書」の総合評価としています。

③今後のスケジュール

来年1月に学校の概要に関する説明会が開催されます。また、3月には適性検査の試行が実施予定です。最終的な入学者選抜学校説明会は10月を予定しています。なお詳しくは長野市のホームページ等でご確認ください。

④難易度の予想と併願について

ここ数年市立長野高校は競争倍率が高く偏差値も上昇しています。単純な比較は難しいものの、清泉女学院や文化学園といった近隣私立高校とほぼ同レベルと考えて良いでしょう。したがって、中高一貫となる市長中についても、少なくとも清泉中や文化学園中と同レベルか、あるいは競争倍率次第ではそれ以上のレベルが予想されます。ただし進学実績等考慮すると信大中や屋代附中よりは一段階~二段階難易度が下がると思います。

小学5年生の皆さん、当塾では12月より屋代附中対策ゼミを開講します。詳しくはこちらをご覧ください。