高3 授業
高3「ⅠA講座」&「ⅡB講座」
高校3年生のⅠA講座とⅡB講座を行いました。
今回の講座内で扱った単元は「三角比」「微分積分」「ベクトル」の共通テスト類題。
「三角比の問題」は、普段塾生たちが解いたことがないタイプの問題を扱いました。
単純な正弦定理や余弦定理などを利用したパターンの問題ではなく、2つの条件式から3辺の比率を発見し、そこから長さまで直してからの正弦定理や余弦定理などを利用していくパターンの問題でした。
やはり、最初の条件式の変形から手が止まってしまっている塾生が多く、図形から判断しようとしたり、解答欄の形から予測して解こうとしたりしている塾生もいました。
ポイントは、与えられている2つの条件式を加減法でまとめていくことでした。
そこから「sin」の比率を求め、さらに「sinの比率=辺の比率」であることに気付けると辺の長さまで求められました。
一方ⅡB講座で扱った「ベクトル」問題では、解答までの道筋は理解できていたようですが、途中の式変形がやや複雑なため途中式においてのケアレスミスが目立っていたように思います。
途中式が複雑になった時ほど、狭いところで計算せずに、広い計算スペースを利用して途中式を組み立て行くことでケアレスミスは減らせます。