適性検査対策
屋代附属中や諏訪清陵中で実施される「適性検査」は、普通の中学受験と異なり対策がしにくい出題内容です。では、直前期にどのような学習を心がければいいでしょうか。私は3つポイントがあると思います。
ポイント①「過去問を解く」・・・もうすでにこの学習は済んでいる受験生が多いとは思いますが、一応2010年12月実施の「適性検査試行」と2011~2013年の本試験の合せて過去4年分の適性検査問題をまだ解いていない人は解いておきましょう。また、長野県が中高一貫校導入時に参考にした千葉県や京都府の公立中高一貫入試過去問もおススメです。余裕があれば他の都道府県の適性検査問題も解いてみるといいと思います。
ポイント②「間違い直しをする」・・・模擬試験を何回か受けたり、複数の問題集を解き終わっているような受験生の場合は、今から新しい問題に取り組むよりも、これまで解いてきた問題の中で間違えた問題の復習をすることをおススメします。特に、「わからなかった問題」よりも「勘違いしてしまった問題」の方を重点的に復習するといいでしょう。勘違いしたパターンは、しっかりと復習しておかないと同じミスを繰り返す可能性が高いからです。
ポイント③「公式等の確認をする」・・・適性検査問題の場合、算数や理科の公式をそのまま当てはめるような出題はありません。しかし解答の過程で例えば割合の公式が理解できていないと解けないような問題は出題されます。ですので、主に小5・6で習った教科書の公式は一通り暗記しておきましょう。余裕があれば、教科書には出てこない受験公式のようなものも問題集などに載っていますから、あわせて覚えておくとよいでしょう。
◆お知らせ◆
12月1~4日に「屋代附中受験直前ゼミ」を開催します。詳しくは時習館ゼミナール各教室までお問い合わせください。